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​宮古上布とは宮古島で六百年の歴史を持つ伝統工芸品

 宮古上布とは、国の重要無形文化財に指定されている宮古島で織られた麻織物です。

原材料である苧麻(ちょま)をアワビの貝殻でしごき繊維のみを採り、その繊維を手績みで(指や爪で)細く裂き結び目を作らずに繋いだ糸を使って織られます。

材料である糸1本を取り出してみても手間がかかり、また織る時にも経糸(たていと)と緯糸(よこいと)にそれぞれ染色を施し、経糸と緯糸の染色が綺麗に組み合わさる事で十字の模様を生み出しています。

このような手間をかけて作られている為、生産が減少しています。現在の宮古上布は年間で20反にも満たない数しか作られておらず、この数は昭和27年の2064反という記録から1%にも満たない量であり、とても貴重なものとなっております。

 そんな宮古上布の歴史は長く、古くは琉球王国の時代に国王へ献上された品として知られている品です。

​その後、人頭税として女性は宮古上布の納付が義務付けられ、役人の厳しい監督のもと作成されたとされています。

人頭税廃止後は宮古上布は自由生産、自由販売品となり多くの商人に注目されました。この時に粗製濫造を防ぐ為、上布生産者で織物組合が組織され品質の保持に努めました。

そして戦後に宮古織物業組合が設立され、製品や原料の検査、また実技指導等が行われるようになったのです。

品質の保持に努めた結果、昭和53年に国の重要無形文化財に指定されました、

 昭和53年(1978年)に国の重要無形文化財に指定された宮古上布ですが、1反を仕上げるのには約1年かかると言われています。なぜなら宮古上布は多くの職人達の手を渡らなければ完成しないからです、糸を作る人、糸に染色を施す人、織る人、仕上げる人等々、それぞれの職人達の手を渡り完成する為、約1年という長い年月がかかってしまうのです。

その為現在は年間生産量も少なくなっており「幻の布」と言われております。

株式会社Lyucido ℡098-916-6660 lyucido@outlook.jp

​琉布   沖縄県宮古島市平良久貝891-1

沖縄県公安委員会 第971111700304号